ミセス日本グランプリ『応募動機』続きⅡ
「かわいい帽子」をリクエストされました。
それからは、従妹のお見舞いに行く時は、同じ髪型になる様に、私も帽子を被り、中に髪を全て入れて行くようにしました。
従妹にはウィッグは必要ない。
手術をする必要もなくなり、抗がん剤治療もなくなれば、髪はまた生えてくる。
だから、ウィッグは要らない。
もうすぐ完治する従妹には、ウィッグは関係のない話だ。と、自分に言い聞かせるように思いながら、私が寄付する髪は、完治しない人に渡される事を、直視する事になりました。
純粋に、使っていただきたい。だけの気持ちから、傲慢な考えでは無いか?偽善では無いか?と自問自答しました。
傲慢でも、偽善でも、必要としていただけるのならば、伸ばして行こう。
同じ伸ばすならば、祈りを込めて、預り物だと思い、大切に育てていこう。
それが、今の私の答えです。
お陰様で、髪を大切にする事に因って、私自信が健康で肌の調子も良くなりました。
髪の為に栄養を取り、睡眠を取り、自分の身体を大切に扱うようになれました。
自分を大切に扱うと、周りの人も事も大切に扱い、地球を大切にし、世界平和を願います。
髪とはまだまだこれからも長いお付き合いですので、染めたり、巻いたりして、楽しませてもいただいています。
「ヘアドネーションをする」事に因り、私自身が一番沢山の事を受け取りました。
感謝を込めて、微力ながら、ミセス日本に出場する事で、1人でも多く『ヘアドネーション』をお伝えできたら。と、思い、応募しました。
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